高級チーズ人気広がる 東京・恵比寿で「チーズフェスタ」

11月11日はチーズの日。2015年は11日、12日の2日間、東京・恵比寿で「チーズフェスタ」が開かれる。今年で21回目となるイベントで、チーズの美味しい食べ方やカットショー、チーズを使ったレシピコンテストなど楽しい企画が目白押しだ。
ワインブームに付随する形で、このところ日本でも本格的なチーズに対する関心が広がっている。東京などの大都市では、チーズ料理メインのレストランが次々とオープン、大手のカルチャーセンターではチーズ講座をよく見かけるようになった。
新手のチーズ料理も人気だ。たとえば、「ラクレット」。スイス原産のチーズの断面を、とろとろに溶かして、茹でたじゃがいもにのせて食べる料理だ。あるいはイタリア原産のブッラータという、モッツアレラチーズの中に、クリームとチーズの生地を入れて巾着上に包んだクリーミーなチーズなど。やや値は張るが、人気を集めている。
チーズのプロを目指す人も増え、チーズソムリエともいわれる「チーズプロフェッショナル」の有資格者はすでに2600人を超えている。
チーズの日は、西暦700年の10月(現在の暦では11月)に、日本で初めてチーズの元祖「蘇」がつくられたという記録があることから、1992年に設定された。

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