さすが・・・この父にしてこの子あり! 小学校6年生が特許取得、ナットクの理由
このところ日本でもっとも注目されている小学校6年生といえば、愛知県安城市の安城市立丈山小学校の神谷明日香さん(12)だろう。磁石を利用してスチール缶とアルミ缶を自動分別するごみ箱を開発して2015年8月14日付で特許を取得、新聞やテレビで大きく報道された。公益社団法人発明協会によると、小学生の特許取得は3例目という。
発明の名称は「空き缶分別箱」。「低コストでスチール缶とアルミ缶を分別してくれる箱」だ。2014年の夏休みに自由研究の一環で製作した。第51回市小中学生科学賞作品展「かがくのひろば」(発明工夫の部)で優秀賞を受賞し、同年末に特許申請していた。
ごみ箱は高さ約90センチの直方体で、ホームセンターなどで入手できる安価な材料で制作できる。缶の投入口の近くに設置された磁石によって、スチール缶とアルミ缶が自動分別される。小学3年生の理科で習った、鉄が磁石にくっつく性質から思いついたという。
開発のきっかけは、神谷さんのおじいさんが自宅前の自動販売機の空き缶を、苦労して分別する姿を目にし、「分別作業が簡単にできないか」と考えたことだという。
スポニチによると、父の豊明さん(40)はソムリエ。自分の好みに合うワインを見つけるスマートフォンのアプリを開発し、特許を取った経験があるという。さすが、この父にしてこの子あり!
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