Facebookが公立学校とパートナーシップ、教育事業に乗り出す
「Facebook」を運営する米フェイスブック社は、米カリフォルニア州で公立学校を運営するNPO「Summit Public Schools」と3年間のパートナーシップを結んだ。2015年9月3日発表した。
Summit Public Schoolsはカリフォルニア州内でもトップクラスに位置する公立学校を運営している。卒業生の99%が4年制の大学に少なくとも1校合格している実績を持つ。授業や評価テストは、オンラインで配信されるものを生徒が個別学習する。教室では、生徒がチームを作ってグループプロジェクトを進める「Project Time」と呼ばれるプログラムが中心となる。
フェイスブック社は2014年からSummit Public Schoolsと共に、生徒の年間カリキュラムや授業、勉強時間の管理、授業で使う資料やテストを総合的に管理できるソフトウェア「Personalized Learning Plan(PLP)」の開発を進めていた。今回のパートナーシップでさらなる開発を進め、将来的には全米の学校に無料で提供する予定だという。
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