アジアのトップ大学はシンガポール国立大 世界ランキングで日本勢しのぐ

世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds、以下QS)は2015年9月15日、「第12回QS世界大学ランキング2015/16」を発表した。
アジアのトップはシンガポール国立大学(12位)で、同じくシンガポールの南洋理工大学(13位)が続いた。両大学とも初めてトップ15へのランクイン。
全体のトップは昨年同様、マサチューセッツ工科大学(MIT)。ベスト20の多くは英米の有名大学で、それ以外ではスイス勢がチューリヒ工科大学(9位)、エコールポリテクニーク大学(14位)の2校、オーストラリアのオーストラリア国立大学が20位に入っている。日本勢ではベスト50に京都大学(38位)、東京大学(39位)が入った。
アジアではこのほか清華大学(25位)、香港科学技術大学(28位)、香港大学(30位)、ソウル国立大学(36位)、北京大学(41位)、韓国科学技術院(43)などがベスト50入り。東大、京大をしのぐアジアの有力大が目立っている。
日本の大学は留学生の受け入れ環境が壁になっているとの指摘もあり、背景には「日本語」の障壁もありそうだ。

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